聞こえについて

集音器とは?定義や使用におけるメリット・魅力について解説!

集音器とは?定義や使用におけるメリット・魅力について解説!

集音器とは?

 

皆さんは「補聴器」と聞くと、なんとなくイメージがつくかと思いますが、

「集音器」と聞くとどうでしょうか。

以前に、補聴器と集音器の違いは何? という記事を掲載しましたが、今回は「集音器」にスポットライトを当て、さらに深掘りしていきます!

 

集音器の定義は「音声を拡大増幅する装置」

 

集音器とは、その名の通り「音」を「集」める機器になります。

国語辞典での定義上は

「補聴器を使うほどではないが、音声を聞き取りにくいと感じる人が聴力を補うために用いる、音声を拡大増幅する装置」

になります。ポイントは、「音声を拡大増幅する」という部分です。

以前の「補聴器と集音器の違いは何?」 という記事でも記載しましたが、補聴器は「その人の耳の聞こえ方に合わせて、内部でマイクで拾った音を分析し、大きくする音、しない音に分けている」のに対して、

集音器は、あくまで「マイクで拾った音声を拡大増幅する」ものです。

補聴器と集音器では用途や向いている人が異なるので、お客様のそれぞれの使用目的にあった機器を正しく選ぶ必要があります。

 

集音器の使用におけるメリットをご紹介!

 

集音器は、厚生労働省から製造や販売などにおいて特別な制約は設けられていません。そのため、企業がどこで販売しても問題ないということです。そのため、補聴器とは異なり、家電量販店やインターネットの通販サイトでも手軽に購入することができます。

周りから拾った音を大きくするシンプルな機能のみが搭載されている商品が多いことから、平均価格も約1万円と、補聴器(平均価格は30〜40万円)と比較するととてもリーズナブルな値段で購入することができます。

先述した定義にあるように、集音器は「補聴器を使うほどではないが、音声を聞き取りにくいと感じる人が聴力を補うために」使うことが最もオススメです。

値段も補聴器よりは試しやすい価格設定になっており、「最近TVの音が聞こえづらくなった」「会話や打ち合わせで何度も聞き返すようになった」と感じる人におすすめです。

 

集音器は大きく分けて3種類

 

「集音器」には大きく分けて「箱型」「耳かけ型」「耳穴型」の3種類があります

「箱型」は実際に耳につける部分の他に箱型の操作盤があり、他の2つと比較すると性能が良く聞き取りやすいものの、持ち運びがしづらいため自宅での利用におすすめです。

「耳かけ型」はその名の通り、耳の外側に「かけて」使用するタイプの集音器です。耳の外にかける部分と、耳の穴の中に入れるパーツがそれぞれ存在します。

最後に、「耳穴型」集音器は耳の穴に完全に入れるタイプの集音器です。

「耳掛け型」と「耳穴型」の集音器はどちらともコンパクトで装着していても目立たないデザインが多い一方で、コンパクトであるが故に性能が「箱型」に比べ劣ってしまいます。

 

集音器の使用に適している人、いない人

 

以上を踏まえ、それぞれの集音器に対して、どのような人が向いているのかをここで説明します。

 

集音器の使用に向いている人

集音器は主に「最近TVの音が聞こえづらくなった」「会話や打ち合わせで、何度も聞き返すようになった」と感じるものの、補聴器の値段までは手が出しにくく、簡単に聴力を補いたい人におすすめします。

 

主に自宅での使用を考えている人

⇨この場合、箱型集音器をおすすめします。

 

主に職場や趣味の場など、外での使用も考えている人

⇨この場合、見た目に抵抗があれば「耳穴式」、抵抗がなければ「耳かけ式」をおすすめします。

 

集音器の使用に向いていない人

 

日常会話で相手の話がほとんど聞き取れない、また聴覚障害における身体障害者手帳をお持ちの方は、集音器ではなく補聴器の使用をオススメします。

もし不安があれば、必ずお近くの耳鼻科までご相談の上お選びください。

 


集音器の最新機能

 

現在では、集音器も様々な機能が搭載されるようになりました。

例えば、本体をスマートフォンとBluetoothで接続して操作できる商品や、電池交換式ではなく充電式のものや、使い手が自分で周波数ごとの音量を個別調整できるものなどが増えてきています。

昔のただ「音を大きくする」集音器とは変わってこのような様々な機能が搭載されることにより、より多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となったのではないでしょうか?


補聴器でもない、集音器でもない、新しい形の聴覚サポートイヤホン

「Olive Smart Ear」という第3の選択肢

 

Olive Smart Ear(オリーブスマートイヤー)は、本体にマイクがついており、快適に聞こえない音を、大きくして聞くことができる、補聴器でもない、集音器でもない、新しい形の聴覚サポートイヤホンです。

ご自身のスマートフォンのアプリで操作することで、周波数ごとの調整が簡単に可能です。片耳でもご使用いただけますし、両耳でもそれぞれ別々の設定が可能です。

また、韓国サムスン電子の元プロダクトデザイナーである創業者自らのプロダクトデザインの知見を生かし、ワイヤレスイヤホンのようなデザインにすることで、眼鏡のようにファッションの一部として気軽に身に着けていく新たなスタイルを提示しています。

アメリカでは補聴器として医療機器認定を受けたデバイスですが、日本では医療機器としては販売しておらず、一般的なイヤホンと同じようにお店でお買い求めいただけます。

 

詳しくはこちらから

https://www.olive.store/

 

【参考文献】

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%9B%86%E9%9F%B3%E5%99%A8/#jn-292923(小学館『デジタル大辞泉』より【集音器】)

https://snabi.jp/article/258(LITALICO 仕事ナビ  『集音器とは? 補聴器との違いや特徴について紹介します』)